診療科紹介

リハビリテーション科の構想

 下越病院では、入院、外来、在宅でリハビリを展開していますが、今回は、回復期リハビリ病棟についてお話しましょう。

 回復期リハビリ病棟とは、脳卒中、骨関節疾患の手術後、廃用症候群(内科疾患、手術などで体力が低下した状態)などの方がリハビリを行うための専門病棟で、当院では2008年に開設されました。
 当院の回復期リハビリ病棟の特徴は廃用症候群の方が半数程度であることです。高齢の方は、治療による安静で容易に体力が低下し、入院前に歩いていた方が、起きることもできなくなる場合があります。そのような方ができる限り元のような状態に戻れるようにリハビリをしていただいているため、当院では廃用症候群の方が多いのです。残りは、整形外科疾患、脳血管障害の患者さんが半分ずつを占めます。

 回復期リハビリテーション病棟には、専従の理学療法士、作業療法士が配置されていて、医師、看護師、介護福祉士などと共同して、入院生活全体をリハビリとして位置づけ、日常生活活動の自立度をあげるべく患者さんに働きかけています。朝の整容に始まり、食事、トイレ、入浴などの生活すべてがリハビリなのです。

 さて、そのような回復期病棟なのですが、現在の病棟は一般病棟を改装したものなので、食堂は狭く、トイレ、浴室などの施設面ではリハビリ病棟としてふさわしいものではありません。新病院では食堂・談話室も広くなり、病棟内のリハビリスペースも増えます。それとともに理学療法士、作業療法士の数も現在の2倍に増えますので、リハビリ訓練も多く提供できることになります。

 当院に入院された方はもちろん、他の医療機関で治療を受けた後にリハビリを希望される方を受け入れることが可能ですので、ぜひご利用ください。