今回は、小児科の大河原科長に聞きました。
まず、下越病院小児科の沿革についてお願いします。
非常勤ながら毎日外来診療を守ってきた尾崎真先生の後を引き継ぐ形で、私は1994年当院初の小児科常勤医師として赴任しました。以来、常勤医師一人、いわゆる一人科長体制で外来・入院診療を行ってきました。途中2000年から2年間本間医師がその任に当たっています。
2004年から私と本間医師で常勤医師二人体制となりました。
現在の診療体制について聞かせてください。
外来は原則1診体制で、交替で行っております。午前は一般外来です。主に新患の方が対象です。平成22年から当日の予約診療ができるようになり、徐々にその効果が得られます。
入院診療はいかがですか。
入院診療は、年間447件という大変な時期もありましたが、ここ数年はかなり減少し200件を推移しています。専ら、開業されている地域のクリニックからの紹介入院が多数占めています。
対象となる疾患は、RSウイルス感染症による細気管支炎が多く占めています。1歳前後の小さなお子さんが発症するのと、急速に進行し、呼吸管理が必要になることもあります。治療や看護には多大な注意が必要になります。不自由な入院生活ですが、優しく技量の高いスタッフの力によって、少しでも快適なものに近づいております。
新病院の抱負を教えてください。
スタッフ面で、増員の予定はありません。よって、現状維持を最大の目標としています。ご存知のように。当区近郊で、小児科入院施設が確実に減少しております。経済的な効率の側面からやむを得ないところでもありますが、入院施設を持つ下越病院小児科の必要性はますます揺るぎないものになると思っております。