その他の院内各課紹介

臨床工学課

新下越病院 臨床工学課 構想

本多 隆之

 臨床工学課は病院内の医療機器、とりわけ生命維持監視装置とよばれる高度医療機器の保守管理、そして安全使用のための操作、スタッフ教育をおこなっています。主な医療機器として、病棟では人工呼吸器、輸液ポンプ、AED。 手術室では人工心肺装置、除細動器。透析室では人工透析装置などがあり、上記の物はすべて、対応しています。

 現病院で臨床工学課が部門独立したのが2005年ですが、年々管理する医療機器が増加して、現在の医療機器倉庫はもう満杯状態になっています。そのため機器の点検も倉庫で出来ず、空いている病室や狭いスタッフルームでおこなわざるをえません。現在管理している医療機器は約60種類、数は約250台、付属部品や消耗品を数えると管理部品は1000を超えてしまいます。

 新病院では倉庫を現状の約4倍のスペースに増加させ、倉庫機能のみならず、点検や動作確認、修理、オーバーホールや学習会などに対応できる医療機器センターを計画しています。
また、医療機器の集約化を一層進めたいと考えています。病棟に置く医療機器を必要最小限にとどめ、足りない場合にセンターより貸し出す中央管理体制をとり、医療機器の効率的な運用や臨床工学課スタッフによる目の行き届いた、計画的なメンテナンスによる安全な機器の治療現場への提供に努めてまいりたいと考えています。

 近年の医療の進歩は医療機器の進歩であると言っても過言ではありません。未来の新しい医療技術を下越病院で安全に遂行できるよう臨床工学課の役割は大きいと考えています。